ロックは抗うものだ。政治や戦争、そして大切な街やあなたという存在を脅かすノイズに対し確かなる一音を響かせるのが、ロックの力だ。
何故、ラヴソングが僕らの心を射抜くのか? それは僕らが日々、一歩一歩、「死」に近づいているからだ。終わりに向かって歩いていく僕らが、そんな性に抗うための切実な武器、それが愛であり、その愛を鳴らすのがラヴソングだからだ。素晴らしいラヴソングは安心を与えるものではない。残酷なまでに生を見つめさせ、だからこそ狂おしいほど愛しき何かに執着させる。そう、いつの時代も素晴らしいラヴソングは、素晴らしいロックだ。
チョコレートもいいけれど、一粒のチョコよりも一曲のロックのほうが大切だ――そんなリスナーと共に、一夜だけの祝祭をここに開こうと思う。愛のロックに狂う夜、最高じゃないか。
きっと、特別な夜がここに鳴るだろう。
2月14日、愛のロックを共に歌おう。
バレンタインです。愛を抱えている人も、彷徨っている人も、愛を意識する一日です。僕ら音楽フリークは音楽を愛し、だからラヴソングを意識する一夜を一緒に過ごしましょう。
FACTとリキッドルームは去年のバレンタイン、「VALENTINE ROCK――愛のROCKを歌おう」と題し、素晴らしいラヴソングを歌い鳴らすバンドやアーティストと共に過ごすリラックスしたパーティーを開催しました。集まってくれたのは、グレイプバイン、曽我部恵一、polarisのオオヤユウスケ、ロスト・イン・タイム。ヘッドライナーのグレイプバイン以外がアンプラグドで、フロアは前柵すら外してみんなでゆっくりとラヴソングを愉しみ合う、今までなかった特別なイベントが生まれました。集まってくれた人の雰囲気というか空気というか、音楽との愛し方というか、それが本当に素晴らしくて、ソールドアウト公演にもかかわらず、とてもリラックスしながら感動的な時間を味わったことを今も忘れません。
今年も開催します。
今年のラヴソング祭のヘッドライナーは、「曽我部恵一バンド」です。去年、このイベントを考えたきっかけは、曽我部くん達が生み出した『LOVE ALBUM』でした。去年は曽我部に「ベタですね〜」と笑いながら参加してもらいましたが、今年はバンドで鳴らしてもらいます。本当にベタなことを言いますが、バレンタインに曽我部恵一バンドのライヴを味わうのって、これ、最高の贅沢だしプレゼントだと思って、僕は曽我部くんに「曽我部恵一バンドください」とおねだりしました。
今年だって前柵外してアンプラグドでたくさんの「あいのROCK」を鳴らします。
まずは、「榎本くるみ」。ピアノと共に正直な歌の在り処に光を投射するような歌の力。弱さを曝け出して強さを描く、儚くもどんな魔法よりマジカルな歌声の持ち主。
そして「おとぎ話」。下北沢辺りでは既に話題沸騰。さりげなくも虹色なメロディとリリックを持つ「純粋すぎて変幻自在」なバンドがアンプラグドで参戦です。
さらに「sleepy.ab」。札幌在住の儚すぎて逆に温かい、メランコリックな愛の歌。「日本のシガーロス」と言われて久しい彼らが、極東の島国の極北のうたを歌い鳴らしに来てくれます。
これだけ独自の音楽音響音楽愛を歌い鳴らすアーティストが一堂に介する記念日、是非一緒に遊びましょう。更なる出演アーティストの予定もあります。今年のバレンタインも楽しみにしていてください。
FACT & LIQUIDROOM present
VALENTINE ROCK
date:2008年2月14日
venue:リキッドルーム
line up:
曽我部恵一バンド
榎本くるみ
おとぎ話
sleepy.ab
and MORE!
チケット他詳細はリキッドルーム www.liquidroom.net へ!
★1月25日、リキッドルームのホームページにて、先行予約あり!!