2008/10/25 (土)

喰うか喰われるか、でもサージ、美味しそう……


木曜に岡山、金曜に滋賀、滋賀から移動した京都から土曜に東京に帰還してきました。岡山は人生3回目だったんだけど、滅多にカラオケに行かない自分が珍しく行って、しかもくるり岸田の前で、よりにもよって“街”を歌うという失態を犯した街だ。今回はken yokoyamaの前で始めてのチューを歌うことも告白することもなかったのでよかった。岡山の皆さん、「えびす家」というつけ麺屋と「ラコス・バーガー」っていうハンバーガー屋、知ってますか? 美味いねえ、ここ。つけ麺は濃厚魚介ダシと太麺なんだけど、何しろ麺が美味い。噛むと甘みに近い旨味が出てきて、上歯と下歯が「もっともっと!」とガチガチ求め合い、頭の中真っ白になりながらひたすら麺を噛んでしまいます。ラコス・バーガーはこれ、肉々しさが心地よい。肉でできている僕らがさらに肉に包まれて、肉武装していくような、ハンバーガーとはつまり「獣メシ」であることに気付かせてくれる、肉厚なバーグとこんがり香ばしいバンズが最高。実はラコス・バーガーは「ハードコア過ぎてパンツ一丁にならないとロックできないバンド」アイドルパンチのヴォーカルがやっている店で、「ドリルキング」の頃の電気グルーヴのポスターが貼ってある間違いない店。ライヴで写真撮っていた時にギターのパンツを顔に押し付けられた時は目が眩んで下水道を彷徨っている気になったけど、きっちりラコス・バーガーで元通り地上に戻されました。

滋賀は初めて。石山という駅へ行ったんだけど、京都から草津があんなに近いとは知らなかったよ。知っても行ったわけじゃないし、飯屋にも行かなかったけど。
京都で河原町通りでがっぽり京料理食って、その後お約束の「新福菜館」のラーメン。「断ラーメン」して早何年か経っているピザ(・オブ・デス)のD.Aの縛りを解いて「1日7膳」。いや、これはサージだった。サージは7食食べるんだった。俺はラーメンで「1日1善」っす。

ken yokoyamaのライヴ密着は11月15日発売のMUSICAにて。「グッバイ・サージ」ツアーの楽屋にて、サージと健くんの対談やソロになってからの5年を振り返る貴重なインタヴューも込み込みです。楽しみにしといてください。

東京に戻ってからはFACTでアシッドマンの3人と「千枚漬け」を肴にインタヴュー。その後J(S)Wの日比谷野音へ行って、シガーロスの新木場コーストへハシゴのはずだったんだけど、ジュンスカの後半の選曲に完全に足留めされてしまい、気がつくと19時半。18時から始まっているシガーロスに間に合うはずもなく…………。思った通りにロックは行かないけど、それでも音楽に囲まれている僕は幸せだ、な一日だった。
何故、野音から動けなかったか? 客である。客を見ているのが楽しくて、ずっと会場内をウロウロ歩きながら泣きそうになっていたのだ。
20周年のジュンスカなので、客は30代後半から40代が多いのだが、みんなここの「振り絞った自分」を持ってきているんだよね。普段はもっと疲れていたり、寡黙だったり、無反応だったりするんだけど、今日だけは「全部取り戻してやる」という気合がハンパなく、感動的なテンションが野音を包んでいって、世代的なことを含めて僕はとてもエモーショナルな気持ちになった。

しかし。えれえ残念なことがひとつ。
俺、明日「巨人―中日」クライマックス5戦を観に行く予定だったんだけど、今日、決まっちゃったよ、巨人の勝ち上がり。………1日早いっつーの。
というわけで日曜は小林武史(MUSICA11月発売号)、そしてアジカン、ゴッチ(discord、OAは11月8日)の取材、楽しんできます。