2008/01/20 (日)

秋田初上陸、そして盛岡へ


 18日の金曜、★コバーンが終わってっから、映画『スィニー・トッド』を観た。この映画、19日の土曜日公開だが、レイトショウで24時になると暦が変わるじゃん。だから公開しちゃうんです。僕は24時からの回を観たので、一般上映としては日本で一番早く観たことになります。ラッキー。
 けどやっぱ怖いよ、あれは。僕はホラー映画がまったく観れなくて、今まで観た中で最高に怖かったのは多分、『スリーピー・ホロウ』で。つまり、ティム・バートンだったから観たくて仕方なくて観たわけです。今回もまったくそう。だから頑張りました。
 あー、もう当分、血を見たくない。血を流して生きているつもりだけど、その自分の血さえも確認したくねえっす。
 こんな書き方してるけど、世界観(キャラやセットのデザイン)はおすすめです。でも、話があまりにも単純過ぎて、ティム・バートン発のひねりがない。もともと傑作ミュージカルを映画化したもんだけど、ミュージカルって映画にすると「銀幕」によってダイナミズムが失われてストーリーの単純さが前に出てくることが多いんだけど、その典型にはまっている部分もあった。
 けど、おすすめではあります。

 というわけで、まずはチャート★コバーンのブログに飛んで18日の放送後記を読んでください。そして戻ってきて。

 19日、秋田に初めて上陸しました。
 もの凄く物知らずな言い方なんだけど、同じ本州で当たり前のように零下何度の世界が広がっていることに驚きます。タクシーの運転手に聞くと、「1月と2月は昼間でさえ零下にならないほうがおかしい」と話してくれます。運転手さんは他にも天候のことをいろいろ話してくれるのですが、本当に残念だし、もの凄く一生懸命話してもらっているんだけど、方言を呑み込めなくて、殆んどわからなかったりして。そういう場所が新幹線で東京から4時間のところにあることもびっくりです。



 秋田のバンプ・オブ・チキンのライヴはホテルの地下にあるライヴハウスで行われました。秋田は藤原基央の生地で、オーディエンスからの「お帰りコール」がアットホーム感を出す、プレシャスな一夜になりました。キャパ400人(ちなみに旭川は250人だったんだよ)とバンドの一対一のライヴは、なんか「部活」みたいだった。楽しいなあ。
 打ち上げは、「きりたんぽ」。きりたんぽも美味いんだけど、何しろ魚が魚が魚が魚が魚が美味くて溶けるんです。僕も魚もメンバーさえ、みんな溶けるんです。白魚なんてさあ、あぁ、ディナーの神様こんばんわ。




 そして20日は盛岡への移動。
 この写真見てください。



 絶景、とても厳しくて物悲しくさえあるんだけど、究極の強さを浮かべる景色でした。針葉樹って凄いなあ。クリスマスな感じもあれば、自然の矢面に立って厳しい雪風と格闘しているソリッド感を出す。
 途中のサービスエリアで食事と「雪景色撮影」をしたんだけど、そこに「横手焼きそば」という名物があってさ。何でかわからないんだけど、何しろ街にも焼きそば屋がたくさんあるんだって。麺は中太、もっちりしていて、ソースは広島おたふくソース以上に甘い。そして上には目玉焼きを乗せ、福神漬けを備える。これが横手焼きそば。派手さはないけど、美味いし、なんか「おふくろ感」があった。
 盛岡へ近づくにつれて景色は柔らかくなり、同じ雪でもなんか丸く見えるというか、柔らかくなった感じがした。
 駅前を散歩し、名産品街でヨダレをだらだら流し、書店でMUSICAが売り切れているのをチェックし(もしかして売ってないのかもしれないと思って聞いてみたら、売り切ってたんだ。ホッとしたよ)、わんこそばやの前で「もうちょっとで夜飯だから我慢だ」と断腸の思いで通り過ぎ、そんな無理したもんだからその直後に財布のチャックが壊れてしまい、街で落ち合ったふじと増川から「財布は白くて角が尖がってないのが、運気がくるって聞いたよ」とアドバイスを受け財布を捜しに行くが、あまりにも僕がムキになって探すので、「ぺー鹿、ちょっと焦ってる。運気こないよ。東京でじっくり探しな」と、今度は諭されながら夜飯へ。
 見てよ、これ。



 前沢牛の寿司。
 もうね、凄いよ。とろという言葉は、まぐろから始まったんじゃなくて、この「1カン」からなんじゃないかというほど、原始的な美味さ。テラテラした肉身がシャリと合わさった瞬間にきっと「モー」と言った筈、間違いなし。まさに「ご馳走様万歳」でした。
 ホテル戻ってテレビつけたら、MUSIC LOVERSのカイリー・ミノーグだ! 僕も視聴者と一緒に客として参加したやつっす。とことん最高な夜だった。

 明日はバンプ盛岡ライヴだ。
 その前にわんこそばをやるか否かで迷いまくってる。盛岡来たの22年振りだし、今度いつ来れるかわかんないし、だったら「食獣」としてわんこそばを死ぬ前に体験したいし、何杯食えるか知りたいし……でも、これでも精神的にはダイエット中だし。