いよいよこの号で6号目。MUSICAもここまで突っ走ることができました。ありがとう。
なんかね、毎月出す毎にアンケートの返りや熱が多く高くなっていることに、本当に励まされているんです。毎月読んでくれている人がいるというのが、つまり、毎月僕達と付き合ってくれる人がいる――その人達と毎月情報や哲学を更新できるというのが、月刊誌を作る最高にして最大のエモーションになるんです。
が、そのことをMUSICAを作り始めてから、今までのどんな雑誌を作っていた頃よりもビシビシと感じるんです。凄い刺激的な瞬間をずっとずっと生きているんだなあと思いながら作っています。そして今月もドロップしました。
今月はThe Birthdayが表紙巻頭です。39度あった日に、多摩川に集合して、そして一緒にBBQしたり飲み明かしたりしながら、そのまま河原でインタヴューまでやった記念碑的なものです。この日がいかに楽しかったのかについては、明日、16日の22時からTOKYO FMでオンエアされる「discord」でチバとイマイさんと語り合っているので、是非放送を聴いてください。
それにしてもこの人達は本当に正直で素直で、つまり本能的で。もう毎日取材しても全然違う会話ができるような、それぞれの瞬間にどんな会話になるのかわからないドキドキする人達なんだよね。つまり、生きていることをそのまま伝えてくれるし、カッコよ過ぎるかもしれないが、一緒にいるだけでライヴになるんです。MUSICAのインタヴューはもう、お互いに河原の石をぶつけ合うかのようにぶっちゃけ合って、チバとキューちゃんの長い歴史にまで踏み込んだものになったし、discordではチバとイマイさんと静かに、でも話がずっと止まらない時間を過ごす、無垢なロック・トーク満載の会話になったし、実は昨日はチャート★コバーンで4人がゲストで来てくれたんだけど、なんか前の日のdiscordとまったく違うテンションで、なんかダルそうで、でも話すことにも、こっちの質問にも、そして自分達のテンションにも逆らうことなくフラッと来て、「じゃあ、またね」と言って笑って帰っていきました。イチイチ違うんだよね。でもそれって人間にとってあったりまえのことで。僕も今日と昨日でまったく違うテンションの朝を迎えていて、ああ、The Birthdayとのコミュニケーションは本当にメディアが最も伝えるべきものだと思う。是非、MUSICA読んでください。
今月は彼らのアルバム『TEARDROP』のジャケットをモチーフにした表紙で、だから『TEARDROP』のジャケットとMUSICAのカヴァーの両方を、CDジャケットと同じサイズにしたビッグ・ステッカーを付録にしてつけました。バシバシ貼ってください! おまけに今回、The BirthdayとRUDE GALLERYとMUSICAのコラボTシャツを作りました。www.musica-net.jpで見て見て! ほら、むちゃくちゃカッコいいでしょ。是非ともゲットしてください。10月いっぱいまでの完全限定受注生産ですから、待ってても着れないよ。こっちへ来てください! RUDE GALLERY、素晴らしいアートワークと、しなやかで着やすいテクスチャーをどうもありがとう!!
この号の中で、ひとつ訂正とお詫びしたいことがあります。
バンプ・オブ・チキンのニューシングルについて僕が書いた長文です。
彼らは2枚同発のシングルを出すのですが、そのうち1枚のタイトルが“メーデー”なんです。そして僕はこの“メーデー”を5月1日の労働者の祝祭のメーデーの意として原稿を書きました。「人間という名の仕事、云々かんぬん」と綴りました。
しかし、この“メーデー”は本当は「救難信号」の意味なんです。校了ギリギリで音をいただき、プロモーションを受けずに原稿を書いてしまい、タイトルの意の確認をせずにそのまま印刷へ向かった結果、起こった事実誤認です。救難信号としてのメーデーという言葉の意味を知っていたにもかかわらず、しかもこの曲は発売日までオンエアされることもない曲なので、このような事実誤認をしたことを深く反省しています。今回の表4はSWEET LOVE SHOWERの速報表紙で、そこには藤原基央がいるのですが、そのような号であることを含め、事実誤認を反省しています。申し訳ありませんでした。この訂正が読者の目に届くことを祈っています。
10月15日発売のMUSICAでは、久しぶりのバンプ・オブ・チキンのインタヴュー記事があります。既に取材も終え、本人達へもこのことを伝え、そしてインタヴューの中でこのことにも触れました。この期に及んで何ですが、今回のリリース・タイミングでの1発目の取材だし、内容的にもレアなインタヴューなもので(いや、この件についてレアと言っているのではないです。大抵、いつも僕が彼らのプロモーションの最初の取材を担当するのですが、今回はかなり意見がまとまっていて、バンドのコンディションが窺えた清々しいものだったんです)、だから10月15日のMUSICAでの記事も是非読んで欲しいと思っています。